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ダックスの正しい抱き方|腰に負担をかけない抱っこの基本

ダックスの扱い方の基本 ダックスの正しい抱き方 腰に負担をかけない持ち方

ダックスフンドは、胴が長く足が短い体型のため、腰(背骨)に負担がかかりやすい犬種です。

日常の中で何気なく行っている「抱っこ」も、やり方によっては腰に負担をかけ、椎間板ヘルニアのリスクを高める原因になることがあります。

実際に我が家のカニンヘンダックス2匹も、以前は抱き上げると嫌がるそぶりをみせることがありました。しかし、前後をしっかり支える抱き方に変えてからは、安心して体を預けてくれるようになりました。

この記事では、ダックスの腰に負担をかけない正しい抱き方と、やってはいけないNG例をわかりやすく解説します。

なお、ヘルニア予防の全体像については、「ダックスの椎間板ヘルニア予防|腰を守る生活習慣と対策」で詳しく解説しています。

目次

ダックスはなぜ抱き方に注意が必要なのか

ダックスフンドのNG、OKの抱え方例

胴長短足の体型と腰への負担

ダックスは背骨が長く、その分だけ腰にかかる負担が大きくなりやすい犬種です。

特に体が不安定な状態になると、背骨のクッションである椎間板(ついかんばん)に圧力が集中しやすくなります。

椎間板とは、背骨の間にある衝撃を吸収する組織で、ここに過度な負担がかかると、ヘルニアの原因になることがあります。

不安定な姿勢がリスクになる理由

犬の背骨は、水平に保たれることで負担が分散されます。

しかし、

  • 前足だけで支える
  • ぶら下がる状態になる
  • お尻が落ちる

といった不安定な姿勢では、腰の一部に負荷が集中しやすくなります。
こうした小さな負担の積み重ねが、将来的なリスクにつながる可能性があります。

間違った抱き方(NG例)

前足だけ持ち上げる

前足だけを持って持ち上げると、体が大きくたわみ、腰に強い負担がかかります。

脇を持って持ち上げる

脇の下に手を入れて持ち上げる方法も、背骨が安定せず、腰に負担が集中しやすい状態になります。

お尻を支えない抱き方

後ろ側の支えがないと体が不安定になり、腰への負担が大きくなります。

正しい抱き方(基本)

ポイントは「前後を支える」

ダックスを抱くときは、

  • 前:胸の下を支える
  • 後:お尻・腰を支える

体全体を2点で支えることが基本です

体を水平に保つ

抱き上げたときに、

  • 背中がまっすぐ
  • お尻が落ちない

状態を意識します。
👉 背骨が水平になることで、負担が分散されます。

急な動きを避ける

抱き上げるときや下ろすときは、

  • ゆっくり動く
  • 急な持ち上げをしない

ことが重要です。

抱き上げる手順

片手を胸の下に入れ込む

❶片手を胸の下に入れる

もう一方の手でお尻を支える

❷もう一方の手でお尻を支える

体を水平に保ったまま、ゆっくり持ち上げる

❸体を水平に保ったまま、ゆっくり持ち上げる

体に寄せて背中が曲がらないように、体をまっすぐ支えましょう

❹体に寄せて背中が曲がらないように、体をまっすぐ支えましょう。

👉 常に「前後を同時に支える」ことを意識します。
この4つを守ることで、腰への負担を大きく減らすことができます。

抱っこで注意すべきシーン

ソファの上げ下ろし

ソファへの移動は、ジャンプさせるのではなく、必ず抱き上げて行いましょう。
ソファなどの段差は腰への負担が大きくなるため、「ダックスの段差対策|ジャンプが腰に与える負担と対策」もあわせて確認してみてください。

階段の移動

階段の上り下りは繰り返しの負担になりやすいため、必要に応じて抱っこで対応します。

興奮しているとき

動きが激しい状態で無理に抱き上げると、体が不安定になりやすく危険です。
落ち着いてから抱くようにしましょう。

抱っこを嫌がる場合の原因

痛みの可能性

抱っこを嫌がる場合、腰に違和感や痛みがある可能性も考えられます。
その場合は無理をせず、様子を見ながら必要に応じて動物病院での相談を検討してください。

抱き方が不安定

抱き方が安定していないと、不安や恐怖を感じて嫌がることがあります。

経験不足

抱っこに慣れていない場合は、短時間から少しずつ慣らしていくことが大切です。

抱き方もヘルニア予防の一つ

抱き方は単なる扱い方ではなく、日常でできるヘルニア予防の一つです。

  • 正しく支える
  • 体を安定させる
  • 無理な動きを避ける

こうした積み重ねが、腰への負担を減らすことにつながります。

床の滑りやすさなど、生活環境の見直しも重要です。
ダックスの滑り対策|ヘルニア予防のための住環境改善」もあわせて確認してみてください。

まとめ

ダックスの抱き方は、日常の中で最も頻繁に行う動作の一つです。

ダックスフンドのNG、OKの抱え方例
背骨シルエット入り

しかし、間違った抱き方を続けてしまうと、腰への負担が蓄積してしまいます。

  • 前後をしっかり支える
  • 体を水平に保つ
  • ゆっくり動かす

この基本を意識するだけで、負担は大きく変わります。

小さな積み重ねが、将来の健康を守ることにつながります。

参考文献
以下の獣医師・専門家監修資料を基にまとめました。
Pet Journal(獣医師監修)
「ダックスフンドの抱き方の正解!椎間板を守るコツ」
ダックスフンドの抱き方は、胸とお尻を同時に支え、背中を水平に保つことが基本と解説されています。[web:95]
🔗詳細 [web:95]

くまちゃん動物病院
「~抱っこの仕方~」
胴体の長い犬種は要注意で、床と水平になるように、肩とお尻に手を入れて体を支える抱き方が紹介されています。[web:97][web:98]
🔗詳細 [web:97]

博多犬猫病院
「犬の抱え方」
ダックスフンドやコーギーなどの胴長犬種は、支えが不十分だと腰がぶら下がった状態になりやすく、背中を地面と平行に保つ抱え方が推奨されています。[web:99]
🔗詳細 [web:99]
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ダックスの理想体型とは?BCSでわかる正しい体型チェック方法 – ダックスの食と暮らしの研究ノート へ返信する コメントをキャンセル

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