ダックスフンドのブラッシングでは、
「どのブラシを選べばいいの?」
と迷う方も多いのではないでしょうか。
ペットショップや通販にはさまざまな種類のブラシがあり、どれを選べばよいか分かりにくいものです。
実は、ダックスに合うブラシは一つではありません。
被毛のタイプやブラッシングの目的によって、適したブラシは変わります。
また、1本だけですべてのお手入れを行うよりも、目的に合わせて複数のブラシを使い分けた方がケアしやすい場合もあります。
この記事では、ブラシの種類や役割、毛質ごとの選び方、理想的な組み合わせまで分かりやすく解説します。
「どれを買えばいいか」ではなく、
「どう選べばいいか」
という視点で、自分の愛犬に合ったブラシを見つけていきましょう。

ダックスのブラシ選びで大切な考え方
ブラシを選ぶときは、
「一番人気の商品」
ではなく、
「愛犬に合っているか」
という視点が大切です。
ダックスフンドには、ロングヘアー、スムースヘアー、ワイヤーヘアーの3種類の被毛タイプがあります。
それぞれ毛の長さや質感が異なるため、必要なお手入れも少しずつ変わります。
例えば、ロングヘアーは毛玉やもつれを防ぐためのブラシが役立ちます。
スムースヘアーは、抜け毛を取り除いたり、皮膚の状態を確認したりしやすいブラシが使いやすいでしょう。
ワイヤーヘアーも被毛を整えるためのブラッシングが大切ですが、ブラッシング以外のお手入れが必要になる場合もあります。
ブラシには、それぞれ次のような役割があります。
- 毛並みを整える
- 抜け毛を取り除く
- 毛玉をほぐす
- 仕上げを行う
そのため、
「万能なブラシを1本探す」
という考え方よりも、
「目的に合わせて選ぶ」
という考え方がおすすめです。
ブラシにはどんな種類がある?
犬用ブラシにはさまざまな種類がありますが、ダックスフンドでよく使われるのは次のようなブラシです。
スリッカーブラシ
細いピンが並んだブラシです。
毛玉やもつれをほぐしたり、抜け毛を取り除いたりする際に役立ちます。
特にロングヘアーのお手入れで使われることが多いブラシです。
力を入れすぎると皮膚への負担になることもあるため、毛の流れに沿って少しずつほぐすように、優しくブラッシングすることが大切です。
ピンブラシ
先端が丸く加工されたピンが並ぶブラシです。
毛並みを整えながら優しくブラッシングしやすく、ロングヘアーの日常的なお手入れにも向いています。
ラバーブラシ
ゴム製のブラシで、抜け毛を取り除きやすいのが特徴です。
スムースヘアーとの相性が良く、皮膚に負担をかけにくい製品も多くあります。
獣毛ブラシ
豚毛などの天然毛を使用したブラシです。
毛並みを整えたり、ブラッシングの仕上げに使用したりすることがあります。
被毛に自然なツヤを与えたいときにも使われます。
ブラシごとの役割を知って選ぼう
ブラシにはそれぞれ得意な役割があります。
そのため、「どのブラシが一番良いか」ではなく、「何のために使うか」を考えて選ぶことが大切です。
毛玉やもつれをほぐしたい
毛玉やもつれができやすいロングヘアーでは、スリッカーブラシが役立ちます。
絡まり始めた毛を整えやすく、毛玉の予防にもつながります。
ただし、力を入れすぎると皮膚への負担になることもあるため、毛の流れに沿って少しずつほぐすように優しくブラッシングすることが大切です。
毛並みを整えたい
毎日の身だしなみを整えたい場合は、ピンブラシや獣毛ブラシが役立ちます。
ピンブラシは毛並みを整えながらブラッシングしやすく、獣毛ブラシは仕上げとして使うことで被毛を整えやすくなります。
抜け毛を取り除きたい
スムースヘアーでは、ラバーブラシが活躍する場面が多くあります。
抜け毛を取り除きやすく、ブラッシングを通して皮膚の状態を確認する機会にもなります。
換毛期には普段より抜け毛が増えるため、ブラッシングの回数を増やすとお手入れしやすくなる場合があります。

毛質ごとのブラシの選び方
ダックスフンドは被毛タイプによって、向いているブラシの組み合わせが異なります。
ロングヘアー
ロングヘアーは毛玉やもつれができやすいため、毛をほぐすブラシと毛並みを整えるブラシを組み合わせると、お手入れしやすくなります。
スリッカーブラシで絡まりを整え、最後にピンブラシや獣毛ブラシで毛並みを整える方法が一般的です。
スムースヘアー
スムースヘアーは毛玉はできにくいものの、抜け毛は意外と多く見られます。
そのため、ラバーブラシを中心に使いながら、必要に応じて柔らかいブラシで毛並みを整える方法が取り入れられています。
ワイヤーヘアー
ワイヤーヘアーでは、被毛を整えるためのブラッシングに加え、犬の状態に応じてストリッピングなどのお手入れが必要になることがあります。
ワイヤーヘアーは、定期的に「ストリッピング(伸びた被毛を抜いて整えるお手入れ)」が必要になる犬もいます。家庭で無理に行わず、方法が分からない場合はトリマーへ相談すると安心です。
ブラシだけですべてのお手入れが完結するわけではないことも知っておきましょう。
ブラシは何本必要?
「1本だけで十分ですか?」
という質問をよく見かけますが、目的によって使い分ける方がお手入れしやすい場合が多くあります。
例えば、
- 毛玉をほぐすブラシ
- 毛並みを整えるブラシ
というように、2本を組み合わせるだけでも日常のお手入れはしやすくなります。
ただし、最初からすべての種類をそろえる必要はありません。
まずは愛犬の被毛タイプに合った基本のブラシを選び、必要に応じて少しずつ追加していくとよいでしょう。
理想的なブラシの組み合わせ
ブラシは1本ですべてをこなすよりも、それぞれの役割を組み合わせることで、よりお手入れしやすくなります。
あくまでも一例ですが、次のような組み合わせがよく選ばれています。
ロングヘアー
スリッカーブラシ
毛玉・もつれ対策
+
ピンブラシまたは獣毛ブラシ
毛並みを整える仕上げ
スムースヘアー
ラバーブラシ
抜け毛のお手入れ
+
必要に応じて柔らかいブラシ
毛並みを整える
ワイヤーヘアー
被毛を整えるブラシ
+
犬の状態に応じた専門的なお手入れ
ブラシの種類を増やすことよりも、愛犬の被毛に合った組み合わせを選ぶことが大切です。

ブラッシングスプレーは必要?

ブラッシングスプレーは、必ず使わなければならないものではありません。
しかし、毛の絡まりを軽減したり、静電気を抑えたりしたい場合には役立つことがあります。
ブラシの滑りを良くし、被毛への負担を軽減しやすくなる製品もあるため、ブラッシングをよりスムーズに行いたい場合の補助として取り入れられることもあります。
特にロングヘアーでは、毛玉予防の補助として使われることがあります。
一方で、スムースヘアーでは必須になる場面は多くありません。
製品によって特徴は異なるため、愛犬の被毛の状態や季節に合わせて、必要に応じて取り入れるとよいでしょう。
初めてブラシを選ぶなら
ブラシ選びで迷ったときは、高価なブラシを何本もそろえる必要はありません。
まずは被毛タイプに合った基本のブラシを1〜2本用意し、実際に使いながら必要に応じて追加していく方法がおすすめです。
また、「人気だから」という理由だけで選ぶのではなく、ブラシの役割や愛犬との相性を考えて選ぶことで、毎日のブラッシングも続けやすくなります。
まとめ
ダックスフンドに合うブラシは、犬種だけで決まるものではありません。
ロングヘアー、スムースヘアー、ワイヤーヘアーといった被毛タイプや、お手入れの目的によって適したブラシは異なります。
「おすすめランキング」だけで選ぶのではなく、次の視点で選ぶことが大切です。
- どんな役割があるのか
- 愛犬の毛質に合っているか
- どのように組み合わせるか
ブラシ選びの基準を知っておくことで、毎日のお手入れもしやすくなります。
愛犬に合ったブラシを選び、無理なくブラッシングを続けていきましょう。
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よくある質問
Q. ダックスにはどのブラシがおすすめですか?
被毛タイプによって適したブラシは異なります。
ロングヘアーはスリッカーブラシやピンブラシ、スムースヘアーはラバーブラシなど、目的に合わせて選ぶことが大切です。
Q. ブラシは1本あれば十分ですか?
日常のお手入れであれば、1本から始めても問題ありません。
ただし、毛玉対策と仕上げなど、役割の異なるブラシを組み合わせると、よりお手入れしやすくなります。
Q. ブラッシングスプレーは毎回使った方がいいですか?
必須ではありません。
毛の絡まりや静電気が気になる場合や、ブラシの滑りを良くして被毛への負担を抑えたい場合に、必要に応じて取り入れるとよいでしょう。
Q. 人気ランキングのブラシを選べば間違いありませんか?
人気商品が必ずしもすべてのダックスに合うとは限りません。
被毛タイプやブラッシングの目的に合わせて選ぶことが、失敗しにくいブラシ選びにつながります。
本記事は、以下の公的機関および獣医師監修情報を参考に、 犬の熱中症予防、注意したい症状、応急対応について編集部で整理しています。
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アニコム損害保険株式会社(獣医師監修)
犬のブラッシングのポイントは?効果や嫌がるときの対処法も解説
https://www.anicom-sompo.co.jp/inu/7856.html -
ペット&ファミリー損害保険(獣医師監修)
お家での日常ケアの方法を解説!(ブラッシング)
https://www.petfamilyins.co.jp/column/3599/
本記事は、獣医師監修情報を参考に、ダックスフンドのブラッシングについて編集部で整理・作成しています。
ブラシの種類や組み合わせは、被毛タイプや毛量、皮膚の状態、年齢などによって適したものが異なります。
愛犬に合ったブラシを選び、無理のない範囲でブラッシングを続けましょう。

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